自閉症のひとたちへの援助システム
TEACCHを日本でいかすには
世界で高い評価を得ているTEACCHプログラムの日本での実践事例を豊富な写真とイラストできめ細かく紹介しながら、自閉症の人たちを正しく理解し、より良い援助の方法を具体的に考えるガイドブックです。
発刊以来、「具体的で分かりやすい」とご好評をいただき、親の会や学校、施設などで広く活用されています。
TEACCHプログラムは、自閉症の人への接し方や療育方法だけを指すものではありません。私たちが自閉症の人たちと社会でともに暮らすための「社会的な援助システム」を指すものです。
このガイドブックに何度も登場する「自閉症の人たちの文化」という言葉には、彼らをいかに尊重し、社会の一員としてどのようにともに暮らしていくかというTEACCHの基本姿勢が凝縮されています。
TEACCHプログラムを実践中、またはTEACCHプログラムの世界をこれから学んでみようという方に、必読の一冊です。
定価 550円(税込)(B5版、86ページ)
著者=藤村出、服部智子、諏訪利明、内山登紀夫、安倍陽子、鈴木信五
内容
- TEACCHとノーマライゼーション
- 診断と評価
- 構造化の理解と実際
- どこでも役立つ インディペンデント・タスクの実例
- コミュニケーションプログラム ・余暇スキルとレジャー