認知症とともに ~家族が認知症になったら~

高齢の認知症患者は、全国でざっと200万人と推計されています。近い将来、高齢者のほぼ1割が認知症という社会が来るとも言われ、他人事ではなくなりました。認知症は特別な病気ではありません。だれにでも可能性がある病気なのです。

「認知症になってもいつまでも自分らしくいたい」「前向きに生活を大切にしたい」。そんな認知症の人と家族の願いに寄り添う本「認知症とともに ~家族が認知症になったら~」=写真=ができました。

(1)認知症の診断から治療・介護サービスまで(2)「認知症」とは(3)認知症ケア(4)施設への入所や看取りまでの4章にわかれ、必要なときに、必要な知識と注意点、アドバイスがわかりやすいイラスト入りでまとめてあります。

監修は滋賀県守山市で「もの忘れカフェ」を開設している藤本クリニックの藤本直規さんと奥村典子さん。B5判88ページ、定価 1,100円(税込)。